WeChat(微信)とは?11億人が使う中国版LINEが凄い!使い方や機能、LINEとの違いとは?

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どうも皆さん、こんにちはこんばんはHIROTOです!

今回は、中国で最も人気のチャットアプリ「WeChat」を紹介したいと思います!

日本で最も人気のチャットアプリといえば「LINE」です。アメリカだとFacebookが運営している「Facebook Messenger (フェイスブック・メッセンジャー)や同会社「WhatsApp (ワァッツアップ)」Microsoftの「Skype」で、韓国ではカカオトークなどがありますが、中国ではWeChat (ウィーチャット)が最も人気のメッセージアプリです

WeChatとは

WeChat (ウィーチャットは、2011年から中国最大のゲーム会社tencent(テンセント)が提供しているメッセージアプリで、日本のメッセージアプリといえばLINEが主要ですが、WeChatは中国版のLINEというイメージです。

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しかし、中国だけでなく、マレーシアやインド、インドネシア、オーストラリア、ベトナムなど世界中でも人気のメッセージアプリです。

ちなみに中国ではWeChatのことを微信(weixin ウェイシン)と言い、僕がいつも中国の動画で買い物の決済をする時に、「微信、微信」と言っていますが、「微信」が英語でWeChatのことです。

↓中国・深センにある世界最大の電子街「華強北」での動画

なぜ中国で主要のメッセージアプリに?

QQユーザーからの流動

WeChatはサービス開始から急激にユーザー数を伸ばし、今では11億人以上のユーザーが使っている怪物的なアプリで、参考までにLINEのユーザー数が、2020年1月時点で約8000万人なので、LINEユーザー数の約10倍以上になります。

それには、開発元のテンセントが1999年にサービスを開始したSNSの一つ「QQ (キューキュー) *Facebookのようなソーシャルネットワークサービス」の総ユーザー数が既に10億人越えで、そのユーザーがWeChatへ流れたとされています。

出典: Tencent QQ

そこからスマートフォンの普及により、急激にユーザー数が増え現在では、中国国内のスマホユーザーの約9割が、WeChatに登録していると言われています。恐るべし中国の人口。

マルチ言語に対応

WeChatのユーザー数を伸ばしている理由はスマホの普及が大きく影響していますが、その他にもアプリが英語や日本語を始め、アラビア語やトルコ語など約20カ国以上の言語にも対応していて、約200カ国以上のユーザーに使われているのが大きい成長の理由です。

中国の大都市で電子街や市場に行くと、世界中から各国の人で賑わっているので、WeChatがマルチ言語に対応してると外国人にとってはかなり便利です。

WeChat決済出典: https://k-tai.watch.impress.co.jp/

スマホQR決済の導入

WeChatにはQR決済機能(WeChat Pay)があり、同じ中華圏の香港や台湾はもちろん、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシアといった東南アジア諸国、米国や中東各国でも利用できるようになってきています。最近では日本でも、コンビニや飲食店、薬局など(中国人が観光でよく訪れる場所)で、中華系の決済(WeChatやAliPayなど)で支払える場所が増えてきています。

スマホ決済をされる方はよく目にするかと思いますが、WeChat Payはこの様なマークです

wechat pay logo出典: https://www.wechat.com/



WeChatとLINEとの違い

メッセージ機能(チャット)

LINEと同じくメッセージの送受信、無料通話、写真や動画の送受信といったチャット機能です。

日本ではあまり利用されていませんが、中国では音声によるボイスメッセージで会話をする人が多いです。実際に中国へ行かれた方は知っているかもしれませんが、中国でタクシーに乗ると運転手が、家族や友人とボイスメッセージでずっと会話をしています。不意に目的地の質問をされると、誰に質問しているのか分からない時も多々。同時に通話することができないので、トランシーバーの様に使用する感じで、ガラケー時代にドコモが提供していたプッシュトークの様な機能です。*LINEにもボイスメッセージ機能はあります。

モーメンツ(タイムライン)

WeChatには「モーメンツ」という機能があります。LINEで言うタイムライン機能で、Facebookだとフィードと同じく、友達の投稿が一覧となってみることができます。僕はあまり使っていませんが、中国の友達は結構使っている人がいます。中国ではWeiboという中国のFacebookのようなSNSがありますが、WeChatの手軽さがゆえに、WeiboユーザーがWeChatに流れている傾向にあるそうです。

QR決済機能(WeChat Pay)

先ほども少し説明しましたが、WeChatにはWeChat PayというQRコード決済機能が付いていて、銀行口座をWeChatに登録することで利用できます。LINE PayのQR決済と同じですが、WeChatは対応している場所や店・国が多いので、どこでも決済可能です。また世界中でも対応している国が多いため、旅行した際はかなり便利です。

ただし、現在では外国人がWeChat Payを海外で使うことはできません。WeChatに中華人民共和国居民身分証を登録しないと海外での利用できない仕組みになっています。
もちろん外国人でも中国国内での支払いは問題なく利用できます。(外国人がWeChat Payを利用するには、中国現地の電話番号と銀行口座を開設する必要があるので、少し手間はかかりますが、旅行者でも登録し利用することができます。)

現地では、スーパーや飲食店、公共料金や携帯代の支払いはもちろん、屋台などごく小さな店舗でも支払いが可能なため、多くの場面でWeChat Payが活用されています。

日本で言うPayPayのように、大手チェーン店のみならず、地方や小規模のお店、露店、お寺などでも利用できます。

出典: https://techwave.jp/

実際に、僕がこの前中国・深センの街中を歩いていた時、路上ホームレスの方も決済用のQRコードを持ってお金を集めていました。時代の進化を感じさせられましたね。中国ではそのくらいキャッシュレス化(スマホ決済)が進んでいるということです。

ここからはWeChatLINEとの違いを紹介

ミニプログラム(ミニアプリ)小程序

ミニプログラムとは、WeChatのアプリ内で起動できる、ダウンロード不要のアプリのことです。

WeChatアプリ内にあるApp Storeのような検索窓からアプリを追加し、WeChatのサーバー上で起動しているので、スマホ本体にアプリをダウンロードすることが不要な為、スマホの容量を圧迫せず、全ての操作をWeChat内で完結できることが魅力です。

日本では、ミニプログラムを「ミニアプリ」とも言われていて、ショッピングアプリ、乗換案内、簡易ゲームなどの普段使っているアプリを、1つのアプリ内で全て完結することができます。

実際に決済アプリのPayPayには、タクシー配車アプリの「DiDi」がミニプログラム(ミニアプリ)として利用できるので、DiDiのアプリをスマホにダウンロードしておく必要がありません。

友達の追加(近くの人を探す)

LINEで友達を追加するには、「QRコード検索」「ID検索」「電話番号検索」により検索しますが、WeChatはその他に、「フレンドレーダー」という機能があります。

フレンドレーダーとは、近くの人を探すという機能で、自分の近くにいる人とマッチングしてくれる機能です。少しマッチング系要素のある機能ですが、自分の近くにいるユーザーと繋がってチャットが楽しめることで人気を集めているそうです。

ただし、夜になると「風系の勧誘」や「春を売る方」の出現率が高くなるので、この機能を使う方は要注意です。とにかく、プロフィール画像が可愛い子には要注意。(どこの国でもw)

Red Packet紅包

メッセージアプリの中でも唯一WeChatにのみに存在する機能が、この「レッドパケット」または中国読みで「紅包 ホンバオ」という機能です。

紅包とは、ご祝儀やお年玉のことで、日本のポチ袋とは異なる点は袋の色が赤いことが特徴です。中国では、赤色(紅色)は幸福の象徴とされていて、赤く紅色の紙でお金を包むということから「紅包」と呼ばれています。

お年玉は誰に渡すものか?また金額は?

日本と同じ様に、社会人になったら親戚の子どもにお年玉を渡す習慣があります。金額は渡す相手の年齢や関係性によって異なりますが、ここで大切なのは、金額が「偶数」だということで、偶数は「良いことは対になる(割り切れる)」を意味するからです。

  • 親戚の子供に渡す場合は:500円から1000円程度
  • ご両親、祖父母に、長寿などのお祝いとして渡す場合:5000円~5万円程度
  • 学生に渡す場合:2000円~8000円程度
  • 自分の子供に渡す場合:3000円~

ただし、近年ではWeChat Payの「紅包 レッドパケット機能」により、気軽に友達の誕生日や卒業祝いで送金するようになりました。
アメリカや日本で、友達にギフトカードを送るような感覚で送金する人が増えてきているようです。

ただし紅包でお金を送金する際は、WeChat Payを利用するので事前の登録が必要となります。

位置シェアリング機能

僕がWeChatで一番おすすめする機能です。

WeChatのチャット画面内にあり、友達とお互いの現在地をリアルタイムで共有できる機能です。

位置シェアリング wechat例えば、LINEだと友達に現在地を教えるには、チャット画面内の位置情報から現在地住所を送りますが、WeChatでは、自分の位置と相手の位置をリアルタイムでシェアすることができるので、より詳細に相手の場所を知ることができます。友達との待ち合わせにとても便利です。是非LINEにもこの機能を入れて欲しい。

実際の位置シェア画面がこちら↓

既読がつかないこと

LINEでは、自分が送ったメッセージを相手が確認したら「既読」のマークが表示されますが、WeChatは既読マークが表示されません。それが良いのか悪いのかは人それぞれですが、LINEとの違いの一つです。

チャット内で好きな言語に翻訳

LINEで相手のメッセージを翻訳する場合には、LINEの翻訳アカウントをグループ内に参加させる必要がありますが、WeChatでは相手のメッセージを長押しすれば自分の設定した言語に翻訳してくれます。

ステッカー(スタンプ)

WeChatのステッカー機能は、LINEのスタンプにあたります。

LINEでは無料スタンプをいろいろ使うには、商用アカウントの友だち追加をする必要がありますが、WeChatは商用アカウントの友達追加なしで利用できる無料スタンプが多くあります。

またLINEと違う点は、自分のオリジナルスタンプを、WeChat上で簡単に作成・追加できます。

他にも、gif形式の画像であれば、簡単にスタンプとして登録できる他、友達から送られてきたgif形式の画像であれば、長押しをしてスタンプに追加することもできます。



WeChatはいつ使う?

普段、日本で生活をする中でWeChat を頻繁に使用する方はそうそう居ないと思います。なので多くの方の利用目的は「旅行で中国へ行く方」や「仕事で中国とのやりとり」「中国人の友達との連絡」だと思います。

中国へ旅行で行かれる方

中国へ旅行で行かれる方にとっては、WeChatは必須アプリです。理由は中国現地では、中国政府によるグレート・ファイアウォールで、日本でよく使われる主要のSNSやメッセージアプリが中国国内では通信できないようになっています。

グレート・ファイアウォールとは、中国のネット検閲システムで世界最高峰のインターネットセキュリティとも言われています。中国では政府により外部の情報を安易に取り入れない又は国内の機密情報が他国に漏洩しないように、世界中のあらゆるネットワークに接続できないようになっています。このシステムを中国では「金盾 Jīndùn(きんじゅん)」と呼ばれています。

中国国内で使えないサイト・アプリ

  • LINE
  • Facebook
  • Messenger
  • Twitter
  • Instagram
  • Googleのサービス(検索や翻訳、Gmailなど)
  • Yahoo検索(Google検索を利用してる為NG)
  • YouTube
  • TikTok (海外版TikTokのみNG)

中国で使えるサイト・アプリ

  • Skype (Microsoft)
  • Teams (Microsoft)
  • Yahoo Japanトップページのみ
  • Bing
  • Amazon Kindle

代替できる中国版アプリ

  • WeChat(中国版 LINE)
  • AliPay(中国版 PayPay)
  • 百度(中国版 Google)
  • DingTalk(中国版 Skype)
  • 淘宝網(中国版 楽天市場・ヤフーショッピング)
  • QQ(中国版 Facebook)
  • 騰訊QQ(中国版 メッセンジャー)
  • 腾讯视频(中国版 動画メディアサイト)
  • 新浪微博(中国版 FacebookとTwitter要素を持つ)
  • bilibili(中国版 ニコニコ動画)
  • 知乎(中国版 Yahoo知恵袋)
  • 抖音 TikTok (日本のTikTokは利用不可)
  • Tudou(中国版 YouTube)
  • Youku(中国版 YouTube)
  • QQ音乐(中国版 ミュージックアプリ)
  • 酷狗音乐(中国版 ミュージックアプリ)など

日本のアプリをどうしても中国で使いたい!という方は、こちらから紹介しています↓

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中国で使える・使えない日本のアプリや中国版のおすすめアプリの紹介もしているので、気になった方はご覧ください。

仕事で中国とのやりとり

中国の業者との連絡は、基本的にメールで行っている人が多いかと思いますが、今時メール?という方も多いそうです。そんな方はWeChatを使って担当者との連絡してもいいかも。

でもWeChatって日本のLINEのようなもの。プライベートで使っているLINEのアカウントを仕事で使う人はいるの?

日本では仕事の連絡でLINEを使っている人は少ないかもしれません。(公式アカウントなどを除けば)中国も同じで、特に営業マンは大概の人がプライベートと仕事用でスマホを2台所有している人が多いです。なのでWeChatアカウントもプライベートと仕事用で分けて使っている人もいます。

WeChatの他にも、DingTalkというアリババが運営しているメッセージアプリを使用する人もいます。

中国人の友達との連絡

中国に友人がいる方は既に知っているかと思いますが、中国の友人に連絡するにはWeChatが一番便利です。

LINEと同じくメッセージの送受信はもちろん無料ビデオ通話やボイスメッセージ、スタンプなども使えるので手軽に連絡が取れます。

中国の友達が日本にいてもWeChatでの連絡が便利だと思います。LINEと特別な違いはありませんが、日本にいる中国人でもLINEよりWeChatを使う人も多いみたいです。

まだWeChatを使ったことがない方や、日本で中国人の友達がいるという方は、是非使ってみてください!




まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、中国最大のメッセージアプリ「WeChat ウィーチャット」の紹介をしました。中国旅行かれる方は、是非使ってみてはいかがでしょうか!

WeChatは、QR電子決済を導入したことにより中国の市場(マーケティング)には欠かせない生活の一部ともなっています。日本でもLINE PayやPayPay、メルペイなど多くの企業がスマホQR決済に力を入れています。今後の日本のキャッシュレス化もどのように成長していくのか気になりますね。

また中国のスマホアプリや市場で気になることがあれば動画にしていきたいと思います。

ではまたお会いしましょう。じゃあね!

WeChatを紹介している動画↓

WeChatのダウンロードはこちら↓

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開発元:WeChat
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